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EPISODE 4 「瞑想で痛みの感覚をコントロールする。」

  • 執筆者の写真: Tomomi Masuda
    Tomomi Masuda
  • 2018年2月26日
  • 読了時間: 6分

 ドイツから帰国後、毎朝10分ほどだった瞑想の時間は20分に増え、30分に増え、気付いたら1時間を超えることもありました。続けられたのはヨガへの思いが強かったこともあるかもしれませんが、明らかに瞑想をしていると痛みの感覚が和らぐと感じたからです。


 瞑想の効果は科学的にも証明されているものも多く、特にアメリカでは精神科やペインクリニックなどで瞑想を取り入れている医療機関もあります。ある瞑想法を一日10分8週間続けたところ、体の不調が35%改善、心の不調は40%改善されたという実験データもあるくらい瞑想はありとあらゆる心身の不調のケアに有効なのです。


 なぜ、長期的に続く慢性的な痛みのコントロールに瞑想が有効だったのか。わたしは当時特に時間をかけて「今に意識を向ける/気付きを得る」という意味の「マインドフルネス」という瞑想をしていました。とてもシンプルで取り組みやすく、道具もいらず、短い時間でもできるので初めて瞑想を行う方によく指導する瞑想法です。主としてやっているのは「今に注意を向ける」ことです。「痛みを感じた過去のこと」「痛くならないかと不安に思う未来のこと」から意識を外して、「今」という状態にだけ意識を置くようにします。それによって、実際ここには存在しない痛みを自分で作り出してしまうことを避けられると思いました。実際に痛みを感じていないときでも、人間は過去や未来の痛みをイメージすることで、痛みの感覚を引っ張り出していることがあるのです。また、ヒントになったこととして、ある時腹部の痛みの原因が婦人科疾患ではないかと疑ってカイロをお腹と腰に貼っていたことがあったのですが、「痛い」という感覚の他に「あたたかい」という感覚があることで、痛みが和らぐような気がしました。実際の痛みの度合いは変わっていなくとも、意識を向ける感覚の対象を変える(意識をそらす)ことで、痛みにとらわれにくくなることを経験の中で学んだのです。「痛い」よりも「あたたかい」に意識を向けると、痛みは弱く感じることがあるということです。(感覚をコントロールするという意味で、カイロを使ったヨガのようです・・・。)それだけ痛みは主観的なものなのです。わたしは「痛みを感じていると気づく」→「痛みから意識を外し、呼吸の流れに意識を集中する」という瞑想をひたすら繰り返しました。意識を向ける対象を変える訓練を続けていくと、瞑想中はもちろん瞑想後も、痛みという感覚にとらわれすぎることなく、他の対象を見つけて集中できるようになります。意識の切り替えが上手になってくるのです。(もちろん痛みがとても強いときは難しいですが。)瞑想はもともとヨガのテクニックのひとつで、ヨガの聖典には「ヨガとは心の動きをコントロールすることだ」と書かれていますが、心とは「感情・感覚・思考」のことを指します。これまで私は、ヨガのことをある程度は理解していたつもりでした。ヨガのポーズや瞑想を実践して、心の動きをコントロールする感覚をつかんでいたつもりでした。しかし、このように実生活の中で深くヨガの教えを活用したのは初めてでした。ヨガがもともと、古代インドの過酷な環境下において「あらゆる背景の人々が豊かに生きるための教え」であったことを身をもって体験したのでした。辛く悲しい出来事、理不尽な出来事があっても、心の在り方ひとつ、心の向け方ひとつで人は幸福に生きられるということです。ヨガの聖典をまとめた古代の賢者たちの智慧の深さに、以前よりも深く尊敬の念を抱けるようになりました。


 瞑想を長時間続けられるようになり、短時間で近くであれば出かけられるようになりました。ただ、出かけた次の日は痛みが悪化したので、療養と少しの散歩を一日おきくらいに繰り返しました。そんな頃、ヨガ・ヒーリング仲間のSさんがわざわざ会いに来てくれると言って、最寄り駅のカフェでお茶をすることになりました。Sさんは直観力が高く、ヒーリングも上手で、人の体をみて触って調整するのが得意でした。カフェでこれまでの痛みのことやドイツのことなどを話すと、「ちょっといい?」といって私のお腹を触って気の流れをととのえるヒーリングをしてくれました。そして「瞑想したり、お腹の痛みをもっとみてあげたり、触ってあげたりするのがいいんじゃないかな」とアドバイスをくれました。Sさんのアドバイスはいつも正しいので、このときも間違っていないと直感的に思いました。瞑想に長く集中できるようになっていたので、次は「痛み自体をみる・痛みをじっくり観察する」ということをしてみようと思いました。


 その方法として選んだのが、「シータヒーリング」でした。選んだ理由は、そのときの私にとって、さらに深く痛みと向き合う手段はシータヒーリング以外に持ち合わせていなかったからです。他の民間療法に通って病気を克服された方の本なども読んでいましたが、当時は長期で他のセラピーに通う経済的余裕もなかったですし(ドイツにも行ってしまいましたから!笑)、どれから試したらいいのかも判断が難しかったということもありました。ただ、心が癒されたり気の流れを整えたりすることが、様々な症状を改善する可能性があるということは、以前から学んでいましたし、今起きている現象の裏には、無限に広がる意識が存在することを知っていました。また、シータヒーリングによって過去が癒され、意識の持ち方が変わることで、慢性的な症状が改善した方や長年の精神的な苦しみから解放された方など、すでにいくつかのセミナーに参加した際にたくさんのケースを見ていました。シータヒーリングプラクティショナー(施術者)資格を持っていた私は、「自分でシータヒーリングができるじゃないか!」と思い、痛みに隠された思いや感情、思考と向き合う日々が始まりました。私の場合は、シータヒーリングによって、痛みのステージが大きく変化していきました。

 

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【ご参考に】マインドフルネス瞑想のやり方

※とてもシンプルに書きますので、試したい方はぜひやってみてください。


①楽な姿勢で座り、背筋を伸ばします

②目を閉じて、呼吸の流れに意識を置きます

③「今息を吸っている」「今息を吐いている」と繰り返し、呼吸を感じます

④そのうちに、考え事や痛みを感じている自分に気が付きます

⑤考え事や痛みへの意識を、呼吸の流れに戻します。

「今息を吸っている。身体がふくらんでいる」「今息を吐いている。身体がしぼんでいる」

※④⑤をひたすら繰り返します。


初めは1分からでもかまいません。慣れてきたら少しずつ、快適な範囲で長くしてみましょう。考え事をしている自分や痛みを感じている自分を「いい・悪い」と感じる必要はありません。これは単なる意識をコントロールする訓練だと思ってください。単に「あ、わたしはこんなことを考えているんだ」「痛みを感じるとき、わたしはこんな風に思うんだ」ということに気づくだけでいいのです。ポイントは毎日続けることです。







#痛み#瞑想

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