不調は「悪」ではない!ホメオパシー的病気の捉え方
- Tomomi Masuda
- 2018年2月22日
- 読了時間: 5分
更新日:2018年2月26日
ドイツで学んだホメオパシーという自然療法について、ご紹介します^^
ホメオパシーとは、日本語で「同種療法」です。ドイツの医師ハーネマン(1755-1843)によって確立され、今では世界80か国以上で使われています。スイス、インド、ロシア、ブラジルなどの国では、政府が医療と認めているため保険も適応になります。エリザベス女王、マドンナ、リンカーン、モネやゴッホなど、歴史的に注目されている人物たちも使っていました。
ホメオパシーでは、「不調や病気は、気(エネルギー)の乱れである」と捉えます。心身の疲れやショック、過度の緊張・不安などによって、気の乱れが続くとそれが病気となって表れるというのです。ホメオパシーの医者はそのような気の乱れを整え、自己治癒力を正しく働かせるための特別な薬を使います。レメディーといいます。何が入っているかというと、植物・鉱物・動物などの「気」です。3000種類以上存在します。レメディーをとることによって気の流れが整うと、不調和を生んでいた心身の毒のようなものが排出され、本来の健康な状態に戻ります。
では、気の乱れから起こる不調や病気は、果たして悪者なのでしょうか?・・・ホメオパシー的な答えはNOです。ホメオパシーが目指す健康な状態とは、「自己治癒力がきちんと働き、不調和を起こす気を自分で排出できる状態」です。少し熱が出たり、鼻水が出たり、軽い頭痛が起こるのは、言ってしまえば、悪い気を追い出すための身体のお掃除・デトックスであり、その症状を抑え込むのではなく、排出を促していこうと考えます。(もちろん、大きな病気が重度に進行していて症状が出ている場合もありますので、異変を感じた場合は、念のため病院で検査を受けてくださいね!)なので、検査で大きな病気などが見当たらなかった場合はなるべく解熱剤や鎮痛剤を使わずに、その症状が終わるのを待つのです。鎮痛剤などは不調和の気の排出を邪魔し病気を進行させてしまうこともあるためです。ホメオパシー的アプローチとしては、「同種の法則=同じものが同じものを治す」なので、のどがヒリヒリするときにはひりひりする生姜湯を飲む、熱が出た時にはさらに熱を出す玉子酒を飲むなど、同じ要素を持つものを摂る意識を持つとよいとされています。より自己治癒力が働いて、症状が治まるのが早くなります。昔からのおばあちゃんの知恵袋として、このような方法は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
症状が辛いときには、ホームケアとして自分に合うレメディーを摂ってみるのもよいでしょう。初めての場合は、レメディーを処方できるホメオパス(ホメオパシーの医師)に診てもらうのが安心安全です。ちなみに、私はドイツへ渡った時、腹痛があったので痛みを和らげるレメディーを先生に処方していただきました。また、身体的な痛みだけでなく、精神的な痛みも和らげ排出するレメディーも一緒に摂りました。セルフケアとしては、『マテリアメディカ』という本があれば、自分の症状や精神状態に合うレメディーを調べることができます。レメディーには副作用がほぼありませんので、その点でも安心して使用できますね。また、レメディーはネット等で意外にも簡単に購入できます。摂り方もただ口の中に入れて溶かすだけなのでとても手軽です。一度ホメオパシーを習っておくと、一生役に立ちますよ。
今回ホメオパシーを教わった森ウェンツェル明華先生は、ご家族のご病気が原因でホメオパシーと出会い、それ以降ご家庭でのホメオパシーの活用法について国内外でセミナーをされています。ホメオパシーのおかげでご家族も無事に回復され、身体に負担をかけないケアで日々を健やかに過ごされていらっしゃいます。ホメオパシーは、病や不調との理想的な付き合い方なのではないかと思います。
私も先日風邪を引いて熱を出したのですが、ホメオパシーとアロマで乗り切ってみました。市販の薬を飲んだ方が症状が収まるのが早いかもしれませんが、本来私たちのからだというのは、ゆっくり時間をかけて回復するものだと思います。季節が移りかわるのと同じように、治癒は一進一退のプロセスなんだと思います。それが本来の動物としての人間の在り方なのではないでしょうか。自然にホコリが棚にたまるように、生きていれば多少の毒素は出るのが当然だと思ったら、それをデトックスする体の反応も当然です。身体の浄化・デトックスを見守って過ごし、風邪が治ったときには、市販薬や病院処方の薬を飲んだ時よりも身も心も軽くなっていて「私の力で治せた!」「身体よありがとう!」と何だかうれしくなりました。
私は森さやか先生おすすめの、頻用されるレメディー36種類が入ったキットを持っています。私はアロマでのホームケアが基本なのですが、治りをはやくしたいときや、ホメオパシーにピンとくる日に使っています。体質に合う合わないはあるかもしれませんが、レメディーの効果はすごくパワフルなんですよ。自然療法のお薬だからマイルドなの?と思われるかもしれませんが、レメディーを摂ってしばらくすると辛かった症状や心の疲れが取れていて、私は「あれ、そういえばよくなっている!」と効果に感動することもありました。自分の「気」の乱れのケアが、不調に有効なケースも多いんですね。
少しでも飲むお薬を減らしたいと思っている方、体に負担をかけないケアを試してみたい方は、取り入れてみてはいかがでしょうか?(今お薬を飲んでいる方はお医者様に必ず相談してくださいね^^)
不調や病気になったら…今の日本では「病院に行く」「市販の薬を飲んで休む」方が多いと思いますが、不調や病気を「身体のお掃除・デトックス」と捉えると、身体が働いてくれていることに感謝の気持ちが湧いてきませんか?私は「デトックス中なのね。頑張って!」って応援したくなります。なるべく自然な身体の成り行きをそのままに、自然かつ快適に生きる知恵がホメオパシーなのだと思います。
今後開講予定の自然療法のセミナーでは、森ウェンツェル明華先生とコラボして、日常を健やかに過ごすのに役立つホメオパシーの知恵をたっぷり伝えていく予定です。どうぞお楽しみに^^

#ドイツ#ホメオパシー#自然療法
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