アーユルヴェーダ的に見る心身の健康とは?
- Tomomi Masuda
- 2018年2月22日
- 読了時間: 4分
更新日:2018年2月26日
インドの伝統医学アーユルヴェーダのプチコラムです^^
みなさんは、子供の時と今とで、体型や性格は変わっていますか?それともそのままですか?インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、最もバランスの取れた状態とは、受精の瞬間に決まり、一生変わらないとされています。つまり、子供のころの状態が一人一人のベストバランスに近いということになります。ちょっと振り返ってみてください。
アーユルヴェーダという言葉自体には「生命の科学」という意味があります。人を基本的に3つの性質に分類して、その性質に合った食事や暮らし方などを指導し、心身を健やかに保ちます。日本ではエステや美容のイメージが強いかもしれませんが、インドではアーユルヴェーダは医学として正式に認められており、アーユルヴェーダの医師になるには大学で4年間アーユルヴェーダや現代医学を学ばなければなりません。
3つの性質とは、【カパ】(水・土の性質が強い。特に「水」に象徴される)【ピッタ】(火・水の性質が強い。特に「火」に象徴される)【ヴァータ】(風・空(スペース)の性質が強い。特に「風」に象徴される)のことです。
イメージとして、カパ(「水」が象徴される)は、ムーミン、白鳥、ドラえもんののび太など。性格はおっとり。気持ちも安定していて、平和を好むタイプです。仕事もプライベートも、同じことを繰り返し行うルーティーンなあり方を好みます。体格は、どっしりしており、水分をため込みやすい性質があるので、むくみやすい特徴を持っています。水のエネルギーが強すぎると、ドラえもんののび太のように無気力やだるさを感じますが、バランスがとれているときは、大変心優しく色々なことを水に流せる優しさや清らかさを持つことができます。
ピッタ(「火」が象徴される)は、イチロー選手や羽生弦選手のように、スマートで無駄がなく、高いモチベーションを保ちながら目標を達成するアスリートに多いタイプです。ドラえもんでいうと、ジャイアンでしょうか・・・(ちょっと火が強すぎる?)。ピッタは、バランスが取れた見方ができ、今何が求められているかを的確に理解し、行動します。情熱をいつも持ちながら、それに行動が伴うので結果を出します。野心家が多く、知的な印象です。身体も無駄がなく、中肉中背でスマート。火の性質が強いので代謝が高く、老廃物もよく排出されます。ただし火のエネルギーが増えすぎると、イライラして攻撃的になったり、内臓系の炎症が起こったりします。
ヴァータ(「風」が象徴される)のイメージは、お笑い芸人のアンガールズや、久本雅美さん、ドラえもんでいうとスネ夫。「風」のエネルギーなので、気持ちも身体も、人間関係すらもよく動き、変化します。口や手がよく動く人、不安な気持ちになりやすい人や移り気の人が多いです。体型は、風になびいてしまうくらいにとてもほっそりしていて、太れないタイプです。目や肌や髪は乾燥していて、乾燥から、冷えを感じることもあります。一か所にじっとしていることや、同じことを毎日繰り返すことが苦手です。移動、出張、旅行など、変化を好みます。ドラえもんのスネ夫も移り気で、都合のいい方に味方したかと思えば、不安になって逃げだすこともありますよね。
さて、今の自分と昔の自分と、タイプは変わっていましたか?年齢や季節によっても、火・水・風などのエネルギーは微妙に増減していますし、それぞれの性質は混ざり合って存在していますので、ひとつのタイプに限定されないかもしれません。
それぞれのエネルギーの良い面が心身に表れていれば、不調を感じることは少ないと思います。でも「ちょっと疲れたな」「なんか変だな」と思った時に、子供のころ好きだったことをしてみたり、自分の子供のころの性質に近い過ごし方を取り入れてみたりするのも手です。
例えば、小さい頃はカパ(水)、今はピッタ(火)が強いとすると、情熱的に物事に取り組み、日々チャレンジし続ける生活では身も心もへとへとになってしまうこともあるかもしれませんね。本来は、じっくり時間をかけて物事に取り組んで、着実に成長していくタイプ(カパ)なのですから。そんなときは、意識的に休息をとるようにしてみたり、家事や仕事をするにも何時~何時にはこの仕事をして、それ以上はしないと決める、などルーティーンを設けてみたりするとよいかもしれません。休みの日には、海や川で水に触れるかお風呂に入り、気持ちがのんびりと穏やかになることをするとよいでしょう。
…以上は私のケースなのですが、30歳前後というのは働き盛りなので、基本的には身体も心もピッタ(火)の性質が増えるのです。意識的にカパ(水)の性質が増える過ごし方、食べ物を摂るようにすると、疲れや身体のこわばりも自然ととれて、健やかに生きていると感じるようになりましたよ^^
ぜひ一つの自分の捉え方として、自分のととのえ方として、生活に取り入れてみてくださいね。アーユルヴェーダの体質診断はインターネットで検索するとたくさん出てきます。詳しく知りたい方は、より項目の多いものを使うとよいでしょう。食べ物についても、また今度ご紹介したいと思います^^

#アーユルヴェーダ#体質診断
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